60代70代のシニアにおすすめの海外旅行、ウィーン

ウィーンは音楽、美術、建築、スイーツなど素晴らしいものが沢山あり、日本人に人気です。治安が良いのでシニア世代、60代70代の海外旅行先に適しています。オーストリア内でウィーンから近いザルツブルクも含めて旅行ガイド、見どころをお伝えしていきます。

ウィーンのホーフブルク王宮観光の手引き。シシィ博物館の魅力

f:id:mitrax:20160514132418j:plain

ハプスブルク家の栄華を象徴するのがウィーンのホーフブルク王宮(Hofburg)。
ここでは彼らのコレクションや生活していた部屋を見学できます。

ハプスブルク家は高校の世界史の教科書でも頻繁に出てくる家系。中世ヨーロッパ史を語る上では外せない、絶大な力を持っていました。フランス革命で処刑されたマリー・アントワネットもハプスブルク家の娘です。

ウィーンの王宮ではそんな当時の栄華を垣間見ることができます。ウィーン観光では外せないスポットです。見どころが多いので時間に余裕をもって行ってみましょう。

チケットの購入

チケットを買うと皇帝の部屋、銀器コレクション、シシィ博物館を見学できます。
ウィーンカードを持っていれば少し安くなります。

また、シェーンブルン宮殿をこれから観光する場合、王宮でシシィチケットを購入しておくと便利です。これは王宮、シェーンブルン宮殿、王宮家具博物館に入場できるチケット。ここで買っておけばシェーンブルン宮殿でチケットを購入する手間が省けます。
私もシシィチケットを利用しましたが、シェーンブルン宮殿はチケット購入の行列がすごかったのでここで買っておいて本当に良かったと感じました。

王宮の見学

f:id:mitrax:20160514131350j:plain

銀器コレクション

順路として、まずは銀器コレクションから入ります。
こんな豪華な食卓で食べていた人達がいるのかと思わせる食器の数々。色々な国の食器があり、当時のハプスブルク家の繁栄を思わせます。

シシィ博物館

その後に入るのがシシィ博物館。シシィと呼ばれる皇妃エリザベートは、ハプスブルク家の皇帝であったフランツ・ヨーゼフ1世の妻。

私はウィーンに行くまで彼女がここまで大きく取り上げられているものだと知らなかったのですが、その美しさと波乱に満ちた人生で有名で、映画化されたりもしているそうです。

シシィ博物館では彼女の人生を垣間見ることができます。
田舎娘のように自由に育った子供時代。皇帝に見初められてウィーン王宮で姑に鍛えられる堅苦しい生活。それを嫌って郊外で過ごすこと度々。そして息子ルドルフ皇太子が自殺し、彼女は生涯喪服を身にまとうことになります。最後には61歳のときに旅行先で暗殺されます。

王宮を見学するとわかりますが、すべての物が豪華で贅沢を尽くしています。皇帝の妻となったエリザベートはそれを思うがままに使うことができます。彼女の贅沢は留まるところを知らず、貴金属やドレスはもちろん、美貌と体型を保つことへの出費は惜しみません。城や宮殿も建設、増改築し、豪華旅行を繰り返していて、これらはもちろん税金です。

それなのにエリザベートは全く幸せに見えないのは何故なのでしょうか。

いくら贅を尽くしてもすぐに飽きてしまい、次から次へとお金を使い続ける。しかしどこまで行っても満足することは無い。

恵まれた美貌も年老いてくると皺とシミだらけになります。どんなに戦っても人は老化に勝つことはできない。このページはシニア世代の方が見ていらっしゃることが多いと思いますので、この感覚がおわかりいただけるかもしれません。誰も老いと死から逃れることはできないのだということです。

欲しいものを求めてどれほどあがいてもお金を使っても、本当の幸せが手に入るわけではない。心から幸せになるにはどうやって生きたら良かったのだろう。

そんな人としての生き方を考えさせられるのがこのシシィ博物館です。

日本語オーディオガイドがありますので、彼女の人生を回顧しながら見学することができます。

皇帝の部屋

皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の部屋、皇妃エリザベートの部屋がいくつもあります。これまた豪華で見ごたえのある部屋で、エリザベートの部屋はフィットネス器具が見れるのが面白いです。美貌への執着のすごさが伺えます。

まとめ

ハプスブルク家の栄華。今日のウィーンの発展は彼らのおかげです。

しかし彼らはどのように生き、そして死んでいったのか…。シシィ博物館で皇妃エリザベートの生き方に触れることで、少しだけ垣間見ることができます。

ウィーンというのは深い歴史を持っている街です。